Varjoが最先端VRユーザーへ向けた最高性能VRヘッドセットのVarjo Aeroを発表
プロフェッショナル向けVR/XRのハードウェア及びソフトウェアの先駆者であるVarjo™は、新しいVRデバイスのVarjo Aeroがラインアップに加わることを発表しました。これまで法人向けのみとしていた同社の製品が、一般のVRユーザーへ向けて展開されます。Varjo Aeroは業界最高水準の性能で、115度の全視野にわたって現実さながらの鮮明さを備えています。PCのハードウェア要件も下がり、価格もサブスクリプション不要の$1,990となって入手しやすくなっています。
「フライトシミュレーションやレーシングシミュレーションを楽しみたいという多くの最先端VRユーザーから、Varjoの最高性能デバイスを法人向けだけでなく一般向けにも販売してほしいという声をいただきました」と語るVarjoの創設者でCTOのUrho Konttori氏。「結果として、誰でも入手可能なVRヘッドセットであるVarjo Aeroを発表することができました。Reality Cloudプラットフォームと合わせて、全ての人へ現実さながらのメタバースを提供する足がかりとなります。」
視野1度あたり35ピクセルの解像度を備えたVarjo Aeroは、プロフェッショナルやハイエンドVRユーザーへ向けて業界最高レベルの没入体験を届けます。大幅な軽量化による優れた装着感で、Varjoのヘッドセットとしては最も軽量なモデルとなっています。プロ品質のミニLEDディスプレイや、色調整、コントラストレベル、極めて明瞭な非球面レンズによる解像度勾配を備えています。さらに、内蔵のアイトラッキング機能により、インタラクションやアナリティクスに加えてフォービエイテッド・レンダリングが可能で、超高画質を保ったまま計算量を削減できます。PCのハードウェア要件が下がったことで、Varjo Aeroは使用場面が広がり、多人数での体験も可能になります。例として、フライトシミュレーションやレーシングシミュレーション、企業研修、デザインなどクリエイティブな業務、あるいは、没入型の展示会やミュージアム、バーチャルゲームセンターなどへの導入が考えられます。
Varjo Aeroは、最近発表になったVarjo Reality Cloudサービスとの連携も可能で、早期アクセス中のVRテレポーテーションソフトウェアを使ったバーチャル・コラボレーションにも対応しています。クラウドからのストリーミングなど、追加機能については、Varjo Reality Cloudの正式リリースと同時に段階的に対応していきます。手にしやすくなったヘッドセットであるVarjo Aeroは、全ての人へフォトリアルなメタバースを提供する次の一歩となります。
Varjo Aeroの初回出荷は2021年末までに行われます。注文はwww.varjo.com/aeroから受付中です。価格は$1,990/€1,990です。
Varjoについて:
Varjo(ヴァルヨと発音)は、仮想現実や拡張現実を実世界と同様の鮮明さで体験できる画期的なVR/XRハードウェア及びソフトウェアを開発しています。Varjoの仮想現実や複合現実ヘッドセットは新しいレベルの性能や没入感をもたらし、実世界での感情や感覚を再現することで、作業や学習がはかどるようになります。www.varjo.com
お客様やパートナーの声:
「Varjo AeroはMicrosoft Flight Simulator自体の没入感や美しいグラフィックを一層高めてくれます。情熱的な飛行家たちに、市場で最も優れた映像体験への扉が開かれました。Varjo AeroとMicrosoft Flight Simulatorは、世界中の熱心な飛行家にとって強力な組み合わせです。」―Microsoft社、Head of Microsoft Flight Simulator、Jorg Neumann氏
「Varjo AeroはNVIDIA VRWorksの一部であるディスプレイストリーム圧縮(DSC:Display Stream Compression)を使用し、NVIDIAのGPUによって高品質なフレームをより短時間でレンダリングしています。メタバースは企業や私たちの日常のあり方を大きく変えるものです。Varjoのようなパートナーと共に作るフォトリアルなバーチャル・シミュレーションやコラボレーションによって、本格的なバーチャル・テレポーテーションへさらに近づくことができます。」―NVIDIA社、Director of VR business development、Lisa Bell-Cabrera氏
「新しいVarjo Aeroによって、より手頃な価格で高品質のグラフィックや高い快適性が手に入ります。ロッキード・マーティンのPrepar3Dチームは、Varjoと共に継続してハードウェアとソフトウェアの強化にあたり、様々な規模の訓練やシミュレーションに使用できる幅広いデバイスの開発を可能にしていきます。最終的に、時間や場所を選ばず訓練ができるようになるのです。」―Lockheed Martin社、Prepar3D Engineering Program Manager、Chris Metel氏
「Varjo Aeroのおかげで、かつてないほどプロ品質のVRや現実さながらの画質に手が届きやすくなりました。Unity Formaを使用して、展示会、フェア、プロダクトマーケティングなどでリアルタイムに3D視覚化を行いたい人には最適です。Varjoと共に、Unityは全てのクリエイターへ向けて最高品質VRをお届けできることを嬉しく思います。」―Unity社、VP of Virtual Reality and Augmented Reality、Timoni West氏